子犬を迎えたら最初にすること|必要なもの・初日・ワクチン・散歩

犬との暮らし

子犬を迎えることが決まると、うれしい気持ちと同時に「何から始めればいいの?」「登録やワクチンはいつ?」と、不安になる方も多いのではないでしょうか。用意するもの、初日の過ごし方、動物病院、登録、散歩デビューと、やることが一気に増えるので、順番が分からなくなりがちです。

この記事では、子犬を迎える前から1歳ごろまでの流れを、時系列でまとめました。各項目は入口だけを紹介し、くわしい内容は関連記事へご案内します。はじめて犬と暮らす方が全体像をつかむための地図として使ってください。

なお、この記事は獣医師監修ではなく、一般的な情報をまとめたものです。子犬の体調やワクチンの日程は、一頭ずつ異なります。判断に迷うときは、かかりつけの動物病院や獣医師に相談してください。

本記事にはPRが含まれます。

  1. 結論:最初の1年は「準備→安静→健診→登録・ワクチン→社会化・散歩」の順に進める
  2. 迎える前の準備
    1. 環境づくりと危険物の片づけ
    2. 子犬を迎えるのに必要なもの|用品チェックリスト
    3. 譲渡元に確認しておくこと・かかりつけ病院探し
    4. 迎える時期の考え方と生後56日規制
  3. お迎え初日〜1週間の過ごし方
    1. 初日は安静に、数日はサークル・ケージ中心で
    2. 食事・トイレ・睡眠の様子の見方
    3. 先住犬・猫・子どもとの対面
  4. 動物病院の初回と受診の目安
    1. 受診を考えたい様子
  5. 登録と予防接種の基本
    1. 犬の登録と狂犬病予防注射(義務)
    2. マイクロチップの変更登録
    3. 子犬のワクチンはいつから?混合ワクチンの時期と回数の目安
  6. 散歩デビューはいつから?社会化期とワクチンの関係
    1. 散歩デビューは2つの考え方がある
    2. デビュー前後のポイント
  7. しつけの入口
  8. フィラリア・ノミダニ予防と去勢避妊
  9. 子犬に多い事故の防ぎ方
  10. ペット保険を検討するときの観点
  11. 月齢別ロードマップ|生後2か月〜1歳の早見表
  12. よくある質問
    1. Q. 子犬はいつ迎えられますか?
    2. Q. 散歩はいつから行けますか?
    3. Q. ワクチンは何回打てばいいですか?
    4. Q. 犬の登録は必要ですか?
    5. Q. お迎え初日は何をすればいいですか?
    6. Q. 必要なものは何ですか?
    7. Q. マイクロチップが入っている場合、手続きは必要ですか?
    8. Q. 食欲がないときはどうしたらいいですか?
  13. まとめ

結論:最初の1年は「準備→安静→健診→登録・ワクチン→社会化・散歩」の順に進める

子犬を迎えたら、まず環境を整えて安静に過ごさせ、動物病院で健診を受けます。そのうえで、登録・ワクチンを進め、社会化と散歩デビューへと段階的に進めるのが一般的な流れです。あせらず、順番に進めることを意識すると迷いにくくなります。

段階 おもなこと ポイント
1. 準備 環境づくり、用品、病院探し 迎える前に済ませておく
2. 安静 お迎え当日〜1週間 構いすぎず、新しい環境に慣れる時間をとる
3. 健診 動物病院の初回受診 ワクチン・駆虫・予防などを相談する
4. 登録・ワクチン 犬の登録、狂犬病予防注射、混合ワクチン 手続きは自治体、接種の日程は獣医師に確認
5. 社会化・散歩 音・人・環境に慣らす、散歩デビュー 獣医師の指示を優先し、無理をさせない

月ごとの流れをひと目で見たい方は、月齢別ロードマップをご覧ください。

迎える前の準備

準備は、犬を迎える日の前に済ませておくのがおすすめです。子犬が来てからでは、ゆっくり用品を選ぶ時間がとれないことが多いためです。

環境づくりと危険物の片づけ

子犬が過ごす場所は、日当たりと風通しがよく、落ち着ける場所が向いています。直射日光が当たる場所、暗い場所、人の出入りが多い場所は避けましょう。床は滑りにくくしておくと、足腰への負担を減らせます。行動範囲は最初から広げず、段階的に広げていくのが一般的です。

子犬は何でも口に入れてしまうため、届く範囲の危険物は片づけておきます。

  • 電気コード
  • 薬品、洗剤
  • 輪ゴム、クリップ、画鋲などの小物
  • ビニール袋
  • たばこ
  • 中毒を起こすおそれのある観葉植物(別の部屋へ)

人の食べ物にも、犬には中毒を起こすものがあります。チョコレート、ブドウ、玉ねぎ・ネギ類、キシリトールなどは、子犬の届かない場所に置き、与えないようにしましょう。

子犬を迎えるのに必要なもの|用品チェックリスト

商品名にとらわれず、まずは「どんなカテゴリが必要か」を押さえておくと選びやすくなります。

カテゴリ 選ぶときの観点
寝床・休むスペース サークルまたはケージ、クレート、ベッド。落ち着いて休める広さと置き場所
トイレ用品 子犬の体格に合った大きさ。置き場所は寝床と分ける
食器 口の大きさに合い、ひっくり返しにくいもの
フード 成長期(幼犬期)に対応した総合栄養食の表示を確認する。最初は譲渡元と同じものが基本
首輪・ハーネス・リード 先に室内で慣らしてから外へ。成長に合わせてサイズを見直す
おもちゃ・噛むもの 誤飲しにくい大きさのもの。傷んだら交換する
ケア用品 ブラシ、爪切り、歯みがき用品など。少しずつ慣らす
掃除用品 トイレの失敗に備え、すぐ拭ける準備をしておく
室内の事故対策 コードや小物の片づけ、段差にステップ、階段にゲート、脱走経路の確認

フードの選び方は、年齢や体型によっても変わります。くわしくは犬のドッグフードはどう選ぶ?年齢・体型に合わせた選び方と注意点をご覧ください。

クレートは、通院や外出のときに役立つので、早めに慣らしておくのがおすすめです。選び方は犬のキャリーバッグ・クレート選び方|帰省・防災・通院で使い分けで紹介しています。

譲渡元に確認しておくこと・かかりつけ病院探し

ブリーダー、ペットショップ、保護団体、知人など、迎える先に、次の点を聞いておきましょう。

  • いま食べているフード(銘柄・回数・量)
  • ワクチンの接種歴、駆虫歴
  • 健康状態、書類の有無
  • マイクロチップの有無
  • 性格や、これまでの社会化の経験
  • 生活リズム(寝る時間、トイレの様子など)
  • 販売店などから迎える場合は、健康保証の期間と条件

あわせて、迎える前にかかりつけの動物病院を探しておくと、いざというときに慌てません。診療時間に加えて、夜間・救急の連絡先も控えておきましょう。

家族の役割分担、先住ペットや子どもへの対応方針も、この時期に話し合っておくとスムーズです。

迎える時期の考え方と生後56日規制

迎える日は、午前中の早い時間帯や、家族が数日そばにいられる時期が向いています。子犬が環境に慣れるまで、様子を見てあげられるタイミングを選びましょう。

また、環境省の制度では、犬猫等販売業者は、生まれてから56日を経過するまで販売や販売目的の展示ができません(いわゆる8週齢規制)。母犬やきょうだいのもとで社会性を学ぶ期間の確保、母乳による栄養と免疫、ワクチン接種時期の確保、問題行動や感染症リスクの低減などが目的とされています。譲渡元でどんな経験をしてきたかを聞いておく意義は、ここにもあります。

お迎え初日〜1週間の過ごし方

初日は「しっかり休ませること」が最優先です。かわいくてつい構いたくなりますが、子犬にとっては環境の変化そのものが大きな負担になります。

初日は安静に、数日はサークル・ケージ中心で

  • 静かな環境で休ませ、数日はサークルやケージを中心に過ごさせる
  • 構いすぎない。遊びは長く続けず、途中で休ませる
  • 生後2〜3か月ごろの子犬は睡眠時間が長いので、寝ているときは起こさない
  • 夜に鳴くのは自然な行動。ただし、近所への配慮も考えておく

食事・トイレ・睡眠の様子の見方

食事は、最初の1週間は譲渡元と同じフードを続けるのが一般的です。変更するときは、7〜10日ほどかけて少しずつ切り替えます。子犬は体力の余裕が小さいため、食欲がない状態が続くときは、早めに動物病院へ相談しましょう。

トイレは、迎えた日から意識して見てあげます。起床後、食後、遊んだ後に誘導し、成功したらほめます。失敗しても叱らないのが基本です。

先住犬・猫・子どもとの対面

先住のペットや小さなお子さんがいる家庭では、対面の進め方に工夫が必要です。先住犬がいる場合は、犬の多頭飼い対面ガイド|先住犬と新入り犬の相性の見極め方をご覧ください。

猫がいる家庭は犬と猫は一緒に暮らせる?同居相性を左右する条件と対面5ステップもあわせてご覧ください。お子さんには、子犬が休んでいるときはそっとしておくことを、事前に伝えておきましょう。

動物病院の初回と受診の目安

体調が悪そうなときは、すぐ受診しましょう。元気そうな場合は、迎えて1週間ほど経ち、環境に慣れてきたころに健康診断を受けるのが一般的な流れです。販売店などから迎えた場合は、健康保証の期間と条件を確認し、期間内に受診してください。

持ち物の例は、次のとおりです。病院ごとに異なるため、事前に電話で確認しておくと確実です。

  • 譲渡元からの書類
  • 当日の便(持参を求める病院が多い)
  • 体重・食事の記録
  • キャリー
  • 聞きたいことのメモ

初回で相談しておきたいのは、ワクチンの予定、駆虫、フィラリア・ノミダニ予防、マイクロチップ、去勢避妊、食事などです。

受診を考えたい様子

迎えて1週間以内は、特に注意して見てあげてください。子犬は免疫が未発達で、急に状態が変わることがあります。次のような様子があるときは、動物病院に相談しましょう。

  • 元気がない、ぐったりしている
  • 食欲がない
  • 嘔吐、下痢がある
  • ふらつき、震え、ぐったりして体が冷たい
  • 咳、くしゃみ、鼻水がある
  • 体重が増えない
  • 便に血が混じる

原因の判断や、自宅での処置は行わず、獣医師の指示に従ってください。夜間・休日の連絡先は、事前に確認しておきましょう。

登録と予防接種の基本

子犬を迎えたあとは、「法律上の義務」と「任意のワクチン」が混ざりやすいので、区別して整理しておきましょう。

犬の登録と狂犬病予防注射(義務)

厚生労働省や自治体の案内では、犬を飼い始めた(取得した)日から30日以内に、住んでいる市区町村へ登録することとされています(生涯1回)。生後90日以内の犬を迎えた場合は、生後91日になった日から30日以内が目安です。あわせて、生後91日以上の犬には、年1回の狂犬病予防注射が法律上の義務です。

登録すると鑑札(登録の証)が交付され、狂犬病予防注射を受けると注射済票(接種の証)が交付されます。鑑札・注射済票は原則として犬に着けます。マイクロチップを鑑札とみなす特例制度の対象では鑑札の扱いが異なるため、自治体の案内を確認してください。これらは、迷子になったときに飼い主へ連絡がつく助けにもなります。

狂犬病予防注射は法令で定められたもので、任意の混合ワクチンとは別枠です。手続きの窓口や方法は自治体によって異なり、動物病院で済票の交付ができる地域もあります。手続き・時期・必要書類は、お住まいの自治体や動物病院に確認してください。

マイクロチップの変更登録

環境省によると、2022年6月1日から、犬猫等販売業者(ブリーダー・ペットショップなど)が取得した犬猫は、販売・譲渡前にマイクロチップの装着と登録が義務になりました。装着が義務なのは販売業者で、飼い主が自分の犬に新たに装着するのは努力義務です。

すでにマイクロチップが装着された犬を譲り受けた場合は、所定の期間内に、飼い主の変更登録が必要です。登録・変更は、環境省の指定サイト(指定登録機関は日本獣医師会)でオンライン手続きができます。お迎え直後に、書類とあわせて確認しておきましょう。

自治体によっては、マイクロチップの登録があると犬の登録手続きを簡略化できる場合もあります。お住まいの自治体に確認してください。保護犬や知人から譲り受けた場合は、チップの有無を獣医師が読み取りで確認できます。手続きは、登録機関や動物病院に確認しましょう。

子犬のワクチンはいつから?混合ワクチンの時期と回数の目安

混合ワクチン(任意)と狂犬病予防注射(義務)は、別のものです。混合ワクチンについては、世界小動物獣医師会(WSAVA)のガイドラインで、犬ジステンパー、犬アデノウイルス、犬パルボウイルスの3つが「コアワクチン」とされています。生活環境や地域に応じて選ぶものは「ノンコアワクチン」と呼ばれます。

項目 一般的な目安(一例) 押さえておきたいこと
混合ワクチン(コア) 6〜8週齢頃から開始し、2〜4週間隔で16週齢以上まで 回数・日程は獣医師が決める。追加接種の時期も獣医師に相談
混合ワクチン(ノンコア) 生活環境・地域で判断 獣医師と相談する
ワクチン後の散歩 完了後2〜3週間待つ考え方が一般的 抱っこ・家の中での慣らしは早めに、との考え方もある
狂犬病予防注射 生後91日以上で登録と年1回の接種が義務 時期・手続きは自治体・動物病院に確認
フィラリア・ノミダニ予防 開始時期・製品は動物病院で相談 月齢・体重、地域によって異なる
去勢・避妊 生後6か月頃が一つの目安とされることが多い 犬種・体格・健康状態で異なる

上の数値は一例で、実際は獣医師の指示を優先してください。日本の混合ワクチンは種類が多く、名称や内容は病院ごとに異なります。混合ワクチンと狂犬病予防注射の接種の順番や間隔も、獣医師に確認しましょう。接種の前後の過ごし方は、動物病院の指示に従ってください。

散歩デビューはいつから?社会化期とワクチンの関係

社会化期は、生後3週頃から3〜4か月頃までが特に大切と言われています。この時期に、人、音、体を触られること、移動(クレートや車)、留守番などに、少しずつ慣らしていきます。お迎えが生後2か月前後だと、残りの期間は長くありません。迎えてすぐから、無理のない範囲で慣らし始めましょう。怖がったらやめて、無理をさせないのが基本です。

散歩デビューは2つの考え方がある

散歩デビューの時期には、2つの考え方があります。

  • ワクチン完了後に外へ出す考え方:日本で一般的なのは、ワクチンプログラムが終わり、免疫がつくまで(接種後2〜3週間ほど)、地面に降ろさない考え方です。
  • 早めに慣らし始める考え方:社会化期を逃さないよう、抱っこや家の中で、音・人・環境に慣らすことを早めに始める考え方です。米国獣医行動学会には、リスクの低い環境(抱っこ、衛生管理のされた場所など。他の犬の排泄物や、不特定多数の犬が出入りする場所は避ける)での社会化を重視する考え方もあります。

どちらが合うかは、地域や子犬の状態によっても異なります。獣医師に確認して決めましょう。

デビュー前後のポイント

  • デビュー前に、家の中で首輪・リードに慣らしておく
  • 初回は短時間にとどめる
  • 拾い食いを防ぎ、他の犬や人との距離に注意する
  • 不特定多数の犬が排泄した場所は避ける

夏や冬の外出は、気温にも注意が必要です。季節ごとの対策は、犬の熱中症対策|夏の散歩・お留守番で気をつけることや犬の冬の寒さ対策|服・暖房・散歩時間の見直しポイントで紹介しています。

しつけの入口

しつけは、個体差が大きく、これ一つで解決するという方法はありません。ここでは、入口の考え方だけを紹介します。

自己流で行き詰まったときは、EduTail(エデュテイル)のような犬のしつけ通信教育を頼ってみるのも一つの方法です。

お手入れも、少しずつ慣らしておくと、後の負担が減りやすくなります。低刺激なシャンプーとしてビューティ・ハーモニィーのような無香料タイプを選ぶ飼い主さんもいます。

フィラリア・ノミダニ予防と去勢避妊

フィラリア予防は生後6〜8週頃から、ノミ・マダニ予防は生後2か月頃から、獣医師の処方や指導のもとで使える製品が多くあります。ただし、製品ごとに月齢・体重の制限が異なり、予防が必要な期間にも地域差があります。開始時期や製品は、動物病院の健診で相談して決めましょう。

去勢・避妊は、生後6か月頃が一つの目安とされることが多いものの、犬種、体格、性別、健康状態によって異なり、一律には言えません。メリットとリスクの両方があるので、獣医師とよく相談してください。麻酔や手術の判断も、獣医師にゆだねましょう。

子犬に多い事故の防ぎ方

子犬は、好奇心が強く、体も小さいため、事故には特に気を配りたい時期です。

  • 落下・骨折:子犬では骨折が多いとされ、落下や踏まれることが原因になります。ソファや段差にステップを置き、階段にはゲートを設置し、床にはラグやマットを敷きましょう。抱っこは座って行います
  • 誤飲:串、骨、小さなおもちゃ、輪ゴムなどは、子犬に多い誤飲の原因です。疑ったらすぐ動物病院に電話し、自己判断で吐かせないでください
  • 熱中症:室温や散歩の時間帯に注意する
  • 脱走:玄関や窓の開け閉め、散歩中のリードの持ち方に気をつける。万一の迷子対策の補足として、GPS首輪・迷子防止タグ比較|犬猫の脱走対策に必要な機能5つも検討材料になります

ペット保険を検討するときの観点

ペット保険は、加入できる最低月齢、待機期間、補償範囲、免責事項が、商品ごとに異なります。加入するかどうかは家庭の状況で決めることで、必須ではありません。比較の観点は、ペット保険おすすめ比較|多頭飼い・シニア犬猫向けの選び方で整理しています。

月齢別ロードマップ|生後2か月〜1歳の早見表

ここまでの内容を、時系列でまとめました。月齢はあくまで一例で、実際の日程は獣医師の指示を優先してください。

時期 やること
お迎え前 環境づくり、危険物の片づけ、用品のカテゴリを揃える、かかりつけ病院を探す、譲渡元への確認、家族の役割分担
お迎え当日〜3日 静かな環境で休ませる、構いすぎない、食事はこれまでと同じ、トイレの様子を見る、マイクロチップの有無と変更登録の確認
〜1週間 食欲・便・元気を観察、トイレとクレートに少しずつ慣らす、体調が悪ければすぐ受診、元気なら初回健診
生後2〜3か月ごろ(一例) 混合ワクチンのスケジュールを獣医師と相談、社会化(抱っこ・家の中での音や人への慣らし)、フィラリア・ノミダニ予防の相談、(任意)ペット保険を検討する場合は条件を比較
生後91日以上(飼い始めてから30日以内。生後90日以内に迎えた場合は生後91日から) 市区町村への犬の登録と、狂犬病予防注射(義務)
ワクチン完了後(獣医師の許可後) 散歩デビュー(初回は短時間)、他の犬との接触は少しずつ
生後6か月ごろ〜(一例) 去勢・避妊を獣医師と相談、追加接種の時期を獣医師に相談
1歳まで 追加接種(時期は獣医師に相談)、年1回の狂犬病予防注射の習慣化、成長に合わせたフードの切り替え(獣医師に相談)、健康診断

よくある質問

Q. 子犬はいつ迎えられますか?

環境省の制度では、犬猫等販売業者は生後56日を経過するまで販売や販売目的の展示ができません。個人間の譲渡や保護団体からの場合は、この規制の直接の対象ではないことがありますが、当ブログとしては、同じ配慮が望ましいと考えています。迎える日は、家族が数日そばにいられる時期や、午前中の早い時間帯が向いています。

Q. 散歩はいつから行けますか?

日本では、ワクチンプログラムが終わってから2〜3週間ほど待つ考え方が一般的です。一方で、抱っこや家の中で音や人に慣らすことは早めに始める考え方もあります。時期は獣医師に確認してください。

Q. ワクチンは何回打てばいいですか?

一般的な目安として、6〜8週齢頃から2〜4週間隔で、16週齢以上まで接種する考え方があります(一例)。回数や日程は獣医師が決めるものです。

Q. 犬の登録は必要ですか?

必要です。犬を飼い始めた日から30日以内に、住んでいる市区町村へ登録します(生涯1回)。あわせて、生後91日以上の犬には、年1回の狂犬病予防注射が義務です。手続きは自治体や動物病院に確認しましょう。

Q. お迎え初日は何をすればいいですか?

静かな環境でしっかり休ませることが最優先です。構いすぎず、食事は譲渡元と同じフードで、トイレの様子を見てあげましょう。

Q. 必要なものは何ですか?

寝床、トイレ用品、食器、フード、首輪・ハーネス・リード、おもちゃ、ケア用品、掃除用品などです。あわせて、室内の危険物の片づけや、かかりつけ病院探しも進めておきましょう。

Q. マイクロチップが入っている場合、手続きは必要ですか?

マイクロチップが装着済みの犬を譲り受けた場合は、所定の期間内に変更登録が必要です。手続きは登録機関や動物病院に確認してください。

Q. 食欲がないときはどうしたらいいですか?

子犬は体力の余裕が小さいため、食欲がない状態が続くときは、早めに動物病院へ相談してください。自宅での判断や処置は避けましょう。

まとめ

子犬を迎えたら、「準備→安静→健診→登録・ワクチン→社会化・散歩」の順に進めるのが基本です。はじめは、環境を整え、静かに休ませ、動物病院で相談することから始めましょう。登録とワクチンは、自治体と獣医師に確認しながら、一つずつ進めていくと、迷いは少なくなります。

猫を迎える方は、子猫を迎えたら最初にすること|必要なもの・初日・ワクチン・去勢避妊もあわせてご覧ください。

ご注意

  • 本記事は獣医師監修ではなく、一般的な情報を提供することを目的としています。効果や結果を保証するものではありません。
  • 制度や情報は変わることがあります。本記事は2026年9月時点の情報です。
  • 登録、ワクチン、去勢避妊、駆虫などは、必ずお住まいの自治体や獣医師の指示に従ってください。

本記事で触れた情報源:厚生労働省、環境省、日本獣医師会、世界小動物獣医師会(WSAVA)、米国獣医行動学会

確認先:厚生労働省:狂犬病Q&A / 厚生労働省:鑑札・注射済票と特例制度 / 環境省:マイクロチップ変更登録 / WSAVA:ワクチン指針(2026年10月31日確認)。個別の判断は獣医師・メーカーの案内を優先してください。

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